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色楽雪音 〜ゆきねの日記〜

広島で在宅Web仕事しながら日々の徒然を書いていたけど、2013年夏にアラフォーで初出産、以降育児日記中心に。2014年秋からパートでWeb屋の仕事に復帰。

マタニティハラスメント、出産、家族について思うこと

臨月に入った。

もうお腹が重くて動くのも億劫、ちょっと歩くとすぐ疲れるしキッチンに立つのもお腹が邪魔で前屈みにならないといけないし、普通の生活も何かと大変になってくる。仕事も今月いっぱいは続けるつもりだけど、座ってパソコンを使い続けるのもすぐ疲れるので1時間やっては1時間休む、みたいなペース。

さて、最近耳にする、聞き捨てならないワードが「マタニティハラスメント」
例えば、

⇒ 「マタニティハラスメント」で初の電話相談|NHK生活情報ブログ

幸い私はいま会社勤めしてないのでマタハラとは無縁。前の職場は女性が多くて産休育休とる人も多かったので、やっぱりこういうことはほとんどなかったと思う。でも実際には、妊婦に接してみないとどんななのかわからないんだよね。だから、女性が少ないとかで妊婦への理解や協力が得られにくい職場ってたくさんあるんだと思う。
周りに迷惑かけまいと無理して自分の体とお腹の子に負担をかけるのは絶対よくない。妊婦になったら「ちょっとは気遣ってよホラ」っていうくらいの図々しさがあったほうがいいかも。

ところで最近は男性の育児参加普及の動きが増えているらしく、こんなニュースも。

⇒ 日生、男性社員に育児休業取得を原則義務づけ|日本経済新聞

消化できない有給1週間分を育休として無理矢理取得させるという。これはなかなかいい取り組みではないかと。

前の職場の上司の話。彼、S氏は30代半ば、チームリーダーで営業もできるプレイングマネージャーだった。S氏の奥さんが初めて出産するとき、里帰りでなくサポートがない状態だったこともあり、なんとしても立ち会いたいので奥さんが病院に入ったらすぐ駆けつけるつもりであることをチームメンバーに告げられた。あー仕事より家族を大事にする人なんだなーとちょっと好感度上がった。しかし翌日に客先で他社と共同の大きなプレゼンを控えていて、S氏はそのメイン担当。プレゼンに行って途中で抜ける羽目になるといけないので、ピンチヒッターで急遽私が行くことに。ほとんど準備もできず客先でしゃべる羽目になり、結局その案件はコンペに負けて受注に至らなかった。

それから2日後くらいにS氏の奥さんが病院に入った連絡があり、午後早めの時間に彼は会社を抜けて病院に駆けつけたものの、奥さんの陣痛が治まってしまったらしく、翌日午後に会社に出てきた。そしてそれから数日後にまた同じ事態になって、今度はその日の夜に産まれた。赤ちゃんは無事産まれたと連絡があったけど、翌日もS氏は会社に来ず、結局奥さんが退院するまでの一週間、なんだかんだで家と病院の往復をしていて、合間に余裕ができたときだけ短時間会社に来るというかなり不規則な状態に。有給をどんな風に使ったのか謎だけど、上司がいつ会社に来るかわからない状態に部下もまわりもけっこう困ったし振り回された。

出産ってそれだけ周りを巻き込む大変なことなんだよね。だから里帰り出産の人が多いのも納得。でもそれが当たり前になって、家族の一大イベントの一番苦労と感動の瞬間に夫が立ち会わず、すべてが落ち着いた状態しか見ないのも寂しい。

家族を大切にし、家族と過ごす喜びを、もっと男性も普通に享受できるように、職場を含めた一般社会でもっと妊娠、出産、育児についての理解が得られるようにするといい。そしてケースバイケースで男性も産休・育休をとりやすいようにすべき。

さて私自身は東京に里帰りせず広島で出産、産後実家の母にヘルプに来てもらう予定。ダンナには、無理ない範囲で立ち会ってもらうつもり。それはS氏を見てきたから。もし里帰りしたら広島ー東京の距離を考えるとダンナに立ち会ってもらうのは絶望的だし迷惑もかける。出産のときは立ち会ってもらってもその後の退院時やそのあとのことまで迷惑はかけたくない。ただ高齢出産でもあるし産後に自分の体がどうなっているか、少なくとも回復は遅そうなので、実の母に頼れるのが一番安心だと思った。幸い私の母は若いとき私を産んでるのでまだ60代前半で、孫の世話にも慣れているので即戦力でもある。

無理矢理話をもとに戻して、マタニティハラスメントなんてものは、男性も女性も出産や育児をもっと身近に感じるようになれば、自然になくなるものだと思う。そして本人もまわりも、お互い気遣いしないとね。