色楽雪音 〜ゆきねの日記〜

広島で在宅Web仕事しながら日々の徒然を書いていたけど、2013年夏にアラフォーで初出産、以降育児日記中心に。2017年春に旦那の転勤で福岡に移住し、相変わらずパートでゆるゆるワーママ的生活をしている。

両立不能になった話

今日はちょっと重めの個人的な話。
Webディレクター的仕事と母親業が両立できなかった件。

 

ワーキングマザーの大きな課題の一つは、子どもが急な病気になったとき、会社を抜けないといけなくなること。両親(じじばば)が代わりに面倒みてくれるとか、旦那さん(パパ)が代わりに休みをとってくれるなどの協力が得られるところはまだいいけど、うちはそれらがほぼないので誰にも頼れない。

 

そうしたときに迷惑がかかることがないよう、会社では誰かのサポート的な仕事や納期のゆるい仕事をなるべく担当するようにしてた。でも、何せ人数が少ない会社。中規模の案件の引き合いがあり、打ち合わせで上司に同行しながらいつの間にか資料作りとプレゼンを任されて、運良く受注したのでそのままその案件ディレクションのメイン担当になってしまった。やるからには期待に添えるWebサイトを作ろうじゃないの!と久々に燃えた。ディレクションは長年やってきた仕事なので社内外の協力を得られればなんとかこなせる自信はあった。

 

そんなときに娘が発熱、保育園から呼び出し。仕方なく早退したけど会社のMacと携帯を持ち帰って、家でも仕事が進められる体勢を確保した。しかし気管支炎のなりかけと診断され熱が上がったり下がったり、咳もひどい状態が3日ほど続き、会社をしばらく休むことに。上司からは家で仕事しなくていいから看病に専念しなさいと言われて必然的に担当から外れることに。さらに翌週、いったん回復して保育園に行かせたらまたすぐぶり返し、今度は咳はないものの喉の奥が腫れててヘルパンギーナかもしれないと診断されてしまった。実際、食欲はあったし熱もすぐ下がったのでヘルパンギーナではなくただの夏風邪だったのだと思うけど、結局また3日ほど会社を休み、2週連続で半分以上休んでた。完全に会社からは戦力外。

 

病児保育という選択肢もある。ちょうど今それをテーマにしたドラマもやってる。でも私の場合月10万も稼がないパートなので、利用するには費用が合わない。ただでさえ保育料負担が重いのに病児保育を数回使えば完全に赤字。それこそなんのために仕事してるの?と。仕事が趣味と割り切ればいいけど、では趣味のために病気の子どもを預ける?弱ってる子どもは特に甘えてくるし、そんな状態の子どもを預けると考えるだけでも心が痛いのに。

 

そんな感じで壁にぶつかってしまった。積んだ、というか。

 

原因はそれだけでなく色々あってだけど、今のパートの仕事を辞めることに。

結局ワーキングマザーというのはフルタイムでガッチリ稼がなくては色々合わないというものなのかな。私はそこまでする覚悟がなく短時間で仕事して家庭にしわ寄せがいかないよう自分がつぶれないようにしてたつもりだけど、その中途半端さは続かないということなのか。

とかく不規則になりがちなWebの仕事をするワーキングマザーに話をきいてみたいところ。