オリンピック東京開催について思うこと
2020年オリンピック東京開催が今朝未明に決定。
それまで、私個人的には、オリンピックをどこでやろうとそれほど関心も関係もないというスタンスで、むしろただでさえ人口過密の東京でそんなお祭りをやったらとんでもない事になるのでは?まだ収束しない原発事故や諸々の社会問題を棚に上げてそんなことに浮かれてる場合ではないのでは?という考えでいた。
マドリードもイスタンブールも行った事あるし魅力的な都市なので、いいじゃんそっちで。初のイスラム圏での開催ってのも歴史的意義あるし。
でも東京に決まった。
最近問題になってる汚染水だだ漏れ問題などの東京のアキレス腱は、他の2都市のアキレス腱ほど深刻ではないと見られたのかもしれない。
とにかく、2020年といえば7年後。
急に、7年後の日本と、7年後の自分がどこでどうしているかということに思いが及ぶ。
7年前の自分は、都内に一人暮らししながら神保町のWeb系広告制作会社で忙しく働いてた。この頃の私は、3年後、5年後、7年後の自分がどうなっているかなんて全く想像できなかった。まさか広島にいるなんてね(笑)
今から7年後の夏は、少なくとも娘が7歳の小学一年生になっているだろうことはわかる。ダンナが転勤族なのでその頃どこに住んでいるかはわからないけど、自分の実家が東京の近くであることは変わらないので、頻繁に東京に行き来することはできるかもしれない。娘と一緒にオリンピック観戦ができる可能性は十分ある。
独り身でいるときと比べて、家族ができて子供ができるということは、将来の不確実性より確実性のほうが大きくなってくるということなんだなと思った。もちろん予想外のことが起きる可能性もあるけど、少なくともレールは敷いておける。将来を想像することができるしそれに備えて準備することができる。
そんなことをぼんやり考えた。
乳幼児を抱えてると世界や視野が狭くなるので、世界がどうだとか日本がどうだとか原発だとか経済だとかというよりも、自分自身の生活と将来のことしか語れないのでありました。
あ、でも一つ。これは為末さんのツイート見て思ったのだけれども。震災復興や汚染水対策などに、世界からの厳しいチェックの目と英知が集まるといいね。