パートや非正規で出産は不利?!
今日は娘の幼稚園の参観日だったので仕事休みを取り、午後久しぶりに時間が空いたのでこれを書いている。
ベンチャーに毛が生えたような小規模のWeb制作会社にパート勤め始めて3年目。
最近まで事務職や総務担当の人がいなくて、経理担当の社長夫人は会社に月数回しか来ない状態だったので、いろいろ現場が困ること、面倒なことが多かった。
それが今年にやってようやく事務職のパートの人が採用されて、最初のうちは社内のハチャメチャに翻弄されてすぐ辞める人もいたけど、今いる人はしっかり仕事をしてくれるので、社内の備品がわかりやすく管理されるようになり、来客用のお茶も出しやすくなり、郵便関係とか契約関係の書類作成とかの事務的な仕事を社員や現場スタッフが制作の時間を割いてやる必要がなくなったことは大きい。一種のストレスがなくなりつつある。
さらに総務担当がいないことにより社員やスタッフに社会保険関係の手続きへのアクセスがしにくかったことは問題だったと思う。
パート仲間で、出産で一度パートを辞めて産後また戻って来た人がいるけど、正社員じゃないから産休育休は取れないものと思って最初から全て諦めていたようで、パートでも条件を満たしていれば産休が取れることや育児休業給付金をもらえることを最近まで知らなかったとのこと。
パートでも大丈夫!産休の取り方 【社労士監修】 - ちょっと得する知識 - ミドルシニアマガジン | マイナビミドルシニア
パート勤務で産休・育休は取得可能? お金はもらえる?? | マイナビニュース
そして最近入ったパートさんは3ヶ月のお子さんを保育園に預けて仕事復帰。本当はもっと家で育てたかったけど出産前の仕事が派遣で、微妙に条件を満たせなかったので産休を取れず退職、さらに産後すぐ仕事復帰しないと保育園最終学年の上のお子さんが保育園を退園になってしまうので急いで仕事を探したとのこと。もしきちんと産休育休が取れていれば1年くらいはゆっくりできたのに。
こういう話を聞いていて思うのは、パートや非正規という不安定な身分で仕事しながら出産育児をするのはいろんな点で不利になりやすいこと、でもそういう時に社会保険や各種制度に精通した人が身近にいれば案内してもらえたり相談できたりする。そうすればいくらか違ったと思う。
私も以前広島時代にパート仕事を辞めるとき、しっかりした総務担当の人が色々教えてくれてサポートしてくれたので有休全部消化させてもらえて失業手当や再雇用手当までもらうことができた。産後いろいろ物入りなのに収入は減ってしまうこの時期に、こうした手当があるとないではかなり違う!
パートや非正規は、自分で理論武装して常に不利にならないよう立ち向かうしかないなと思ってる。がめつくあるべきケチ上等。とは言え社内で余計な波風立てる気はないので、空気を壊さないよう配慮しつつまずは有休取得という権利を行使(これまで空気でできなかった)していこうと思う。
ロスジェネの宿命
令和になりましたね。
新しい時代、期待することより将来を悲観せざるをえない現実ばかりを突きつけられる今日この頃。
その悲観せざるを得ない状態を作る一因が少子高齢化。
70歳定年や人手不足。一見問題のようだけど見方を変えればそれほど悲観することでもない。
70歳雇用へ企業に努力義務 政府、起業支援など7項目 :日本経済新聞
人手不足倒産が増えるのは日本経済にとって良いニュース | LIMO | くらしとお金の経済メディア
定年が延びることについては、終身雇用の制度自体が維持できなくなってるわけだけど、そもそもグローバルに戦っていくためには一つの会社に安寧としてるより常に世間に通用するスキルを磨きながらいろんな世界でチャレンジする人が増えた方が会社の新陳代謝もよくなるし経済の活性化にも繋がると思う。
人手不足は働き手にとってはより良い条件の仕事へ移動しやすくなるとか時給が上がるとか、良いことの方が多い。
とは言え。
やっぱりこの先高齢者ばかり増えていけば今の年金制度、福祉や医療制度がいずれ破綻するのは目に見えてるし、人口動態はもう決まっていて避けることができない。
「人口減少」と「高齢化」進む日本のヤバい問題 | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ここで世代について考えてみる。
私は1972年生まれなので就職氷河期の初期世代にあたり、団塊ジュニアの人口ボリュームゾーンでもある。大学時代はバブルを謳歌する社会人を眺め、いざ社会に出るとバブル終わってたパターン。人口が多い世代なので受験戦争とか常に厳しい競争にさらされ、就職する時は募集が減り始めてたから大企業社員や公務員のような人生安定レールに乗りそびれた人が大量に出た。もう40代後半になるこの世代はいまだに非正規雇用や引きこもりが多いというニュースを目にする。
20年後、自分たちが高齢者になる頃の社会はどうなっているか。
第一次ベビーブームだった団塊世代は80代。大勢の後期高齢者と、もはや社会が支えられなくなった若い高齢者である自分達世代の下は、先細りで少なくなってる。私達世代は、できれば大勢の後期高齢者を支えながら、多くない現役世代の負担を増やさないようにしていく努力が必要だと思う。それが時代に見捨てられたロスジェネの宿命。そうでないと自分達の子供世代、孫世代が、未来に希望を持てなくなってしまう。
なんかどんどん暗い話になりそうだけど、考え方次第。
シナリオがすでにわかってるんだから、早くから対策はできる。政府もようやくいろんな対策に乗り出してるけど、それを待たず自分達も年金に頼らない老後、いつまでも現役でいられる老後に向けて準備していけばいいんじゃないかな。
そのためにいろんな革命を起こせたらいいと思う。社会の常識を変えられたらいい。
そんなことをふと考えて、忘れないうちにブログにしたためてみた。
キャナルシティにできたハムリーズ
ご無沙汰してます。
今年に入って何も更新しないうちにもう3月になってました。
実は今年から新しくチャレンジしていることがあって、ただでさえ自分の時間が少ないのにさらにこのブログが二の次になってしまっていたのだけど、それについては後日、というか心の準備ができたらここでも公開しようと思う。
今日は昨年末くらいに日本初上陸で横浜と福岡でオープンしたハムリーズについて。
無料で子供が遊べそうなエリアと聞いたら行かないわけには行かない。
イギリス発祥のおもちゃ屋で、日本ではナムコが協賛?してるから、ゲームエリアが充実してるけどとにかく広い、ちょっとしたテーマパークのよう。
遊園地のようにメリーゴーランドがあったり、乗れるポニーのおもちゃがあったり。おもちゃ自体も試せるコーナーが多いので娘は初めて入って早速アンパンマンのタブレット型ゲームに夢中になってた。
あと普通のおもちゃ屋と明らかに違うのは、赤いシャツのスタッフの人達がディズニーランドのキャストのようなノリで挨拶してくれたり玩具のデモンストレーションしたり一緒に遊んでくれたり、時々歌って踊りながらパレードみたいに店内を回遊してたりする。子供が主役の楽しい空間を演出してくれててなかなかいい。しっかり教育してるんだろうな(私自身もディズニーのキャスト経験者)。
アート&クラフトのコーナーではプニプニの風船アートのようなものを作って見せてくれてた。ここで実際に触れたり体験したりできるみたい。ここでのスタッフさんも見事に子供たちを惹きつけてた。
そして奥に有料ゾーンもあり、色々な巨大遊具で遊べるエリアが時間制で課金される。今風のデジタルな仕掛けも多くてそこは本当に子供が夢中になるけど、あくまで奥の手。ハムリーズ自体は無料エリアだけでも十分親子で楽しめる。
キャナルシティ博多は時々買い物に行くところだけどキッズスペースがなかったので、パパに娘を託しながらじっくり買い物に集中できるようになって大歓迎。
おもちゃ屋という業態は、米国のトイザらスが倒産したようにネットに押されて先細りが見えてるけど、こういう形なら人が集まるから生き残れるんじゃないかというのがパパの意見。私はどうかなと思ってるけど。集客力と売り上げが比例するのかどうか、スタッフの人件費もかかりそうだし厳しいものもあるんじゃないかな。なるべく長く続いて欲しいけどね。