色楽雪音 〜ゆきねの日記〜

広島で在宅Web仕事しながら日々の徒然を書いていたけど、2013年夏にアラフォーで初出産、以降育児日記中心に。2014年秋からパートでWeb屋の仕事に復帰。

ママの働き方について考える

先日、資生堂ショックなるものがネットで、特に私がよく接する子育て系情報ネットワーク界隈で話題になっていた。

 

“資生堂ショック”とは?各社の報道内容まとめ【日経新聞、AERA、NHK「おはよう日本」】 - マネートーク!

 

端的に言うと子育て中の時短社員にも正社員と同様のノルマを課して一般の正社員の不公平感をなくし負担を均一化するというもの。業績悪化を改善するためのテコ入れ策らしい。

 

これを見て、もともとあまりよくなかった資生堂に対するイメージが地に落ちて、もう間違っても買わんという気になった。子育て中の人の負担を増やして女性に優しい企業でいられるわけがない。かきいれ時に美容部員の人出が不足するなんてのはその分人を採用するなりシフトを工夫するなり組織でなんとかできると思う。そもそも時短の人はその分収入も少ないわけで、それなのに他の人と同じ負担を課すとはおかしい。

一応個々人と面談して子育てのヘルプが得られるか聞いて配慮はしてるみたいだけど。そして子育て中の人にも色々いるので、時間の制約を少なくしてよりバリバリ働きたい人も中にはいると思う。

だから時短の人たちを一律にくくるんでなく、その中でも多様な働き方できるのが理想じゃないかなーと思ってる。現実には難しいのかもしれないけど。

 

子供が病気のときなどに家族の助けを得られるかどうかの違いはものすごく大きい。家族に頼れない代わりに病児保育やベビーシッターを使おうとするととんでもない出費になる。時短だとそもそもの収入が少なくてそんなサービス使う余裕はないので結局自分が仕事を休むしかなくなる。そうして有休をみるみる使い果たすか、パートならその分収入が削られる。保育料の毎月支払額は変わらないので、仕事を休めば休むほど家計が逼迫されていく。それがわかっているから有休を自分のために使う余裕はなかなかない。

私は以前気楽なパートで、週3〜4日勤務なので平日休みの日は子供預けたまままとめて家事したり自分の時間を得たり、または子供も休ませて専業主婦のママ友とランチやお出かけに行ったり、と一見いいとこどりの生活してた。パートながらWebディレクションの仕事もやらせてもらってやり甲斐も感じはじめてた。しかし多忙な時期に子供の病気が続いて(こちらの2015/7/21の記事に書いてたとおり)、私には非常時のヘルプ体制がないため仕事が回らなくなり結果的に辞めることに。

そのあと9月から新しい職を得て勤務するようになったけど、今回はWebディレクションにも制作にも直接的には関わらない。自分のペースで、できる範囲でできる仕事が大半なので、残業もないしストレスもない。今の仕事なら子供の病気で数日休んでもそれほど会社に迷惑はかけない。

でもやり甲斐もない。私はクライアントと一緒にモノを作り上げる仕事でワクワクを感じる性質だったんだけど、ここではそういうことに関われない。その代わり、短時間勤務で残業もなく、幸い通勤も楽なので毎日時間の余裕がある。週末にまとめ家事をする必要がなくなったし、会社帰りにフラッと買い物したりカフェで読書したりもできる。結局トレードオフだなって思ってる。こんな私でも毎月お給料を払ってもらえる、この条件がありがたいし恵まれてるなって思ってる。そのうちまたスリリングなクリエイティブ仕事に戻りたいなとも思うけど、今はこれでいい。

 

以前東京で仕事してた頃、女性比率が極端に多い職場にいたけど、育休から復帰する女性で輝いてる人が多かった。時短でもできる範囲で仕事に意欲的に取り組んで、家族も大事にして、充実感に溢れてるように見えた人たち。彼女達の能力や人間性が高かったこともあるとは思うけど、当時独身だった私がああいう風になりたいなーと思ったのは事実。

資生堂の時短勤務の人たちはそういう働き方ができるのかな。