色楽雪音 〜ゆきねの日記〜

広島で在宅Web仕事しながら日々の徒然を書いていたけど、2013年夏にアラフォーで初出産、以降育児日記中心に。2017年春に旦那の転勤で福岡に移住し、相変わらずパートでゆるゆるワーママ的生活をしている。

2歳半

もう2月になってしまったけど先月1月半ばに娘は2歳半になりました。

2歳と言えばイヤイヤ期絶頂とよく言われるけど、うちの娘に関してはイヤイヤピークはもう過ぎてるように思う。最近もよく「ヤダ」「ダメ」と言ったり言われたことと反対のことしたりするけど、それはわざとで、大人を困らせる?振り回す?ために笑いながらやってることが多い。

 

例えば保育園に迎えに行くと、上着を着るのにも先生とさよならの挨拶するのにもまずは逃げ回って、ようやく捕まってそれらを済ませても今度は靴履くのにまた逃げ回るなど。求められてる行動がわかってる上でわざと笑いながらやってるから、大人の気を惹きたいだけなんだと思う。

考えてみたら言われたことにすべて素直に従う子だったら私は娘の顔色も大して見ないでどんどん自分のペースで物事進めていってしまうかもしれない。娘にとっては小さな抵抗が大事なコミュニケーションなのかも、と思う。そういうことにイライラしないよう、こちらは常に時間に余裕を持って行動しないとね。

 

さて、2歳半ということで、改めて1年前の1歳半のときの記事を振り返ってみると、言葉に関しての発達が特に目覚ましい。1年前は単語が10個〜20個言えるくらい、それもだいたい赤ちゃん言葉だったのに今はどうだ。接続語も過去形も自在に使って正しい文法で日本語の文章をしゃべる。

例としてTwitterの記録からいくつかピックアップしてみる。 

 

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キッチンで鍋の準備する旦那と、その横で娘用のうどん準備してた私。夕飯待ちきれず先に席に座った娘に背中向けてたら「何してんのー?何話してんのー?もー2人してー」と言ってきた。すいません内緒話じゃありません。

 

娘「かーしーてって言って」私「貸ーしーて」「だーめーよ」「…」「かーしーてって言って」「貸ーしーて」「いーいーよ」そして手に持ってる玩具とかパズルとかを私に渡す。そんな強制貸し出しで自分の遊びに巻き込もうとしてるみたい。

 

今朝娘、いなばぁ(Eテレの「いないいないばぁ」)でパンツの前振り始まったの見て「パンツの歌やるかもしれん」と言い、いざ始まるとオムイチで(着替え途中だったので)奇声あげて踊り狂ってた。そんなに好きか。それはともかく「〜かもしれん」とか言葉のバリエーションに驚く。

(※ワンツーパンツー♪ で始まるパンツの歌が娘は大好き)

 

アナ雪の影響受けた娘「○○(娘の名前)ちゃんはエロスよ」…エルサと言ってるつもりだろうけど言いまつがい。

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というわけで最近の娘言葉のほんの一例。

まだ言い間違いが多く、そこが可愛かったりもする、けど間違いを恐れずどんどんしゃべる娘。女の子だからなのかなー。ダンナもびっくり。

 

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写真は昨夜自分でパジャマのボタンをつけようと頑張る娘。まだ全然できないけど、なんでも自分でやりたがる欲はすごいので、春くらいまでにはできるようになってるんじゃないかと思う。その熱意をトイレにも向けてほしいものだけど、オムツはずれはまだ先かな。

 

 

 

 

初めての岩国空港と、新年に首を痛めた話

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 

年末年始は千葉の実家でのんべんだらりと過ごしてました。自分でおせちやお雑煮やもろもろ作らなくていいのってラク! 娘と私は一週間、旦那は3日間だけ私の実家に滞在してたけど、明らかに旦那のほうが台所に立ってた。得意で慣れてるのもあるけど、嫁の実家はやっぱり気を使ってしまうんだろうね。

 

お正月はずっとあったかくてお天気も良かったので娘は地元のいろんな公園に連れて行ってもらって外遊びした。親戚集まっての新年会ではアンパンマンブロックの玩具などもらって大喜び。

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ところで今回、行きも帰りも娘と私2人での移動だったので広島と東京を飛行機での往復にした。最初新幹線のチケット予約したけど、娘が膝の上で4時間じっとしててくれるとは思えず、年末年始の混雑時だとデッキに逃げたり多目的室使うということもしにくいだろうことを考えると、乗り換え面倒でも飛行機のほうが無難だろうと。1ヶ月前でも早割の安い便があったので、新幹線をキャンセルして初めてANAで、岩国の錦帯橋空港を使うことにした。

 

広島市内から広島空港へはリムジンバスで約50分、岩国へもJRで広島から約50分でそこからすぐなので、距離感は変わらない。まだ新しい錦帯橋空港がどんなか見てみたいという期待もあったけど、初めてのルートなので娘連れて彷徨わないよう、事前にシミュレーションした。

 

しかし。

 

2歳5ヶ月の娘、距離を歩くには心もとなく荷物もあるのでベビーカーに乗せたけど、岩国駅にはエレベーターもエスカレーターもなかった。電車乗ってる間にベビーカーで爆睡した娘、重いママバッグと娘用リュックとお土産などが入ったエコバッグ(これでも荷物先に送って最小限)、ホームから出口へ行くには階段登って通路渡って階段を降りねばならない。荷物を全部肩に吊るして娘乗ったベビーカーを両手で持ち上げようとしたら、そばにいたおば様が「手伝いますよ」とベビーカーを片方持ってくれた。階段降りるときには見知らぬおじ様とお兄さんが2人でベビーカー持ってくれた。親切な人が多くてほんとに助かった。

ちなみにこういう駅で駅員が手伝ってくれる場合、子供は親が抱っこしてベビーカーだけ運んでくれることになるので(少なくとも広島市内のS駅などでは)、子供が寝てるときは起こすことになり辛い。ベビーカーごと運ぶのを手伝ってもらえるほうが数倍助かる。 

 

飛行機で昼寝してもらうためにお昼は乗る前に空港で食べるのがベストだけど、錦帯橋空港にはレストランがない。売店で買ったものをロビーで食べることしかできないことが事前にわかってたので、お昼は岩国駅周辺で済ませた。でも電車で寝た娘は飛行機で寝なかったけど。それどころかなぜか「ひこーきこわい」と言ってやたら怖がり、私にぴったりくっついて離れなかった。膝の上から動かないので逆に良かったけど。

でも飛行機を降りてからも娘は抱っこ要求で、岩国便は羽田のターミナルで一番遠いところに着いてバスでの移動だったけど満員でずっと座れなかったからしんどかった。乗ったのがスターウォーズジェットだったのでバスの運転手が親切にも「外からも機体をよくご覧ください、左右で色が違います」とか言って機体のまわりをぐるぐる回ってくれて、こっちは早く降ろしてくれーという気分だった。

 

帰りは羽田から広島空港のルートにしてたので、こちらは勝手がわかってて安心。やっぱり飛行機のときは広島空港のほうが便利だな。でも次回は頑張って新幹線にしようかな。繁忙期でなければ。

 

ところで元旦に午後からディズニーランドに行ってその翌朝、首が痛くて布団から起きられず、寝返りも打てず、なんとか起きてからも首が回らず左腕が上げられない状態だった。寝違えなんてもんじゃなく、ぎっくり首という感じ。ぎっくり首なんてあるの?と検索したら色々でてきて、症状はほぼ同じ。原因は強い凝りからで、冬になりやすいんだとか。ディズニーランドでは主に旦那が娘を抱っこしてくれてたので、その数日前の荷物&娘抱っこでの移動とかで、首と肩に相当な負担がかかっていたのかも。旦那からは四十肩だろうと言われたけどね。

health-more.jp

 

首の痛みはとれるまで4〜5日かかったけど自然に治った。実家にいるときで良かったかもしれない。
子供が何人もいる人なんかは日頃からもっと負担かかってるだろうから、この程度で痛めるというのはトシなのかなぁ。
まぁでも肩こり首こりが慢性化するとなりやすいみたいなので、定期的にマッサージとか行くか、ヨガを再開するのがいいかなぁ。

11月中旬の帝釈峡、紅葉は終わってたけど、、

先月の話だけど11月中旬の週末、千葉からばぁばが孫に会いに来てくれたので、せっかくだから前から行ってみたかった帝釈峡(たいしゃくきょう)へ行ってみようと宿とカーシェアの車を予約し、一泊で行ってきた。広島市内から車で片道だいたい3時間。県内とは言えなかなか気軽に行ける場所ではない。
県内の紅葉の名所に数えられる場所で、庄原市の山のほうなのでだいたい11月中旬に紅葉見頃になるだろうと踏んでいたものの、今年は早くて、11月初旬が一番見頃だったみたい。なので着いたら紅葉はだいたい終わってて枯れ木だらけだった。
 
行きの道中で車のタイヤがパンクするトラブルがあり、借りてるデミオにはスペアタイヤがなく、電話したらレッカー業者も混雑でなかなか来てくれなかったので、車内で1時間半、とりあえず運ばれた北広島の道の駅で3時間待たされた。この日は雨で、もともと何も予定入れてなかったので旅の行程には影響なかったけれども。
 
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北広島町は神楽が盛んだからか道の駅の屋根に大きな和太鼓があって、撮影スポットに立つと太鼓をたたく風に写真が撮れるというのがあったので娘を立たせた。偶然なのか狙いなのか、太鼓のバチを置いてある机がたたくといい音鳴るので、娘は楽しんで叩きまくってた。こんな天気なので他に人はなし。
 
小さい子連れでいつまでかかるかしれない待ち時間を過ごすのはけっこうしんどいものだけど、ばぁばが一緒にいてくれてすごく楽だった。ダンナはこのとき交換タイヤの手配でお昼も食べずに駆けずり回ってたから。
 
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そんなんで1日目は移動で精一杯だったけど、2日目は晴れ間がでた。
ほとんどの場所で紅葉は終わってたけど、宿泊した国民休暇村の庭に真っ赤に色づいた紅葉の木があって、落ち葉もふんだんだったので娘はこれを楽しんだ。
 
午前中は龍神湖の遊覧船に乗って、スコラ高原というお店でバーベキュー丼のランチ(特筆することもない普通だった)を食べたあと、雄橋などの見所がいろいろある遊歩道へ。このとき娘は昼寝に入って爆睡だったけど、念のためのベビーカーを持ってきてたから乗せて散策。全長4kmの遊歩道は自転車も多かった。30分くらい歩くと国の天然記念物に指定されてる天然橋の雄橋がある。
 
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ここをくぐってしばらく行くと道が狭くなって石だらけのゴツゴツに。ベビーカーはここまでかなと思って引き返した。途中で娘は目を覚まし歩きたがったので手を繋いで歩いてみたけど、前日の雨でぬかるんだ道なのですぐ靴が泥だらけに。もちろんベビーカーのタイヤもすごいことになっていたけど。
 
この遊歩道、赤ちゃんを抱っこ紐に入れて歩く人もいたし、子供乗せ自転車やタンデム自転車の親子も見かけた(レンタルできるみたい)。途中鍾乳洞があったり滝が見られたり退屈しないので、親子連れも楽しめるところだと思う。
 
色々あったけど事故なく無事戻ってこられて何よりだと思った旅だった。

ママの働き方について考える

先日、資生堂ショックなるものがネットで、特に私がよく接する子育て系情報ネットワーク界隈で話題になっていた。

 

“資生堂ショック”とは?各社の報道内容まとめ【日経新聞、AERA、NHK「おはよう日本」】 - マネートーク!

 

端的に言うと子育て中の時短社員にも正社員と同様のノルマを課して一般の正社員の不公平感をなくし負担を均一化するというもの。業績悪化を改善するためのテコ入れ策らしい。

 

これを見て、もともとあまりよくなかった資生堂に対するイメージが地に落ちて、もう間違っても買わんという気になった。子育て中の人の負担を増やして女性に優しい企業でいられるわけがない。かきいれ時に美容部員の人出が不足するなんてのはその分人を採用するなりシフトを工夫するなり組織でなんとかできると思う。そもそも時短の人はその分収入も少ないわけで、それなのに他の人と同じ負担を課すとはおかしい。

一応個々人と面談して子育てのヘルプが得られるか聞いて配慮はしてるみたいだけど。そして子育て中の人にも色々いるので、時間の制約を少なくしてよりバリバリ働きたい人も中にはいると思う。

だから時短の人たちを一律にくくるんでなく、その中でも多様な働き方できるのが理想じゃないかなーと思ってる。現実には難しいのかもしれないけど。

 

子供が病気のときなどに家族の助けを得られるかどうかの違いはものすごく大きい。家族に頼れない代わりに病児保育やベビーシッターを使おうとするととんでもない出費になる。時短だとそもそもの収入が少なくてそんなサービス使う余裕はないので結局自分が仕事を休むしかなくなる。そうして有休をみるみる使い果たすか、パートならその分収入が削られる。保育料の毎月支払額は変わらないので、仕事を休めば休むほど家計が逼迫されていく。それがわかっているから有休を自分のために使う余裕はなかなかない。

私は以前気楽なパートで、週3〜4日勤務なので平日休みの日は子供預けたまままとめて家事したり自分の時間を得たり、または子供も休ませて専業主婦のママ友とランチやお出かけに行ったり、と一見いいとこどりの生活してた。パートながらWebディレクションの仕事もやらせてもらってやり甲斐も感じはじめてた。しかし多忙な時期に子供の病気が続いて(こちらの2015/7/21の記事に書いてたとおり)、私には非常時のヘルプ体制がないため仕事が回らなくなり結果的に辞めることに。

そのあと9月から新しい職を得て勤務するようになったけど、今回はWebディレクションにも制作にも直接的には関わらない。自分のペースで、できる範囲でできる仕事が大半なので、残業もないしストレスもない。今の仕事なら子供の病気で数日休んでもそれほど会社に迷惑はかけない。

でもやり甲斐もない。私はクライアントと一緒にモノを作り上げる仕事でワクワクを感じる性質だったんだけど、ここではそういうことに関われない。その代わり、短時間勤務で残業もなく、幸い通勤も楽なので毎日時間の余裕がある。週末にまとめ家事をする必要がなくなったし、会社帰りにフラッと買い物したりカフェで読書したりもできる。結局トレードオフだなって思ってる。こんな私でも毎月お給料を払ってもらえる、この条件がありがたいし恵まれてるなって思ってる。そのうちまたスリリングなクリエイティブ仕事に戻りたいなとも思うけど、今はこれでいい。

 

以前東京で仕事してた頃、女性比率が極端に多い職場にいたけど、育休から復帰する女性で輝いてる人が多かった。時短でもできる範囲で仕事に意欲的に取り組んで、家族も大事にして、充実感に溢れてるように見えた人たち。彼女達の能力や人間性が高かったこともあるとは思うけど、当時独身だった私がああいう風になりたいなーと思ったのは事実。

資生堂の時短勤務の人たちはそういう働き方ができるのかな。